脳疲労の仕組み

こんにちは。shioriです。今日は脳疲労の仕組みについてどういう事なのかお話したいと思います。

 

筋肉においては、疲労物質が蓄積することで徐々に筋肉が動かせなくなるような状態の事をいいます。非常に簡潔に説明するとするならば、筋肉が脳に向けてSOSを出すことも手伝って、休まないと筋肉が継続して動かない状態を招くという仕組みです。

 

これが脳にもそのまま起こるといってしまえばある意味簡単なのですが、脳というのは全身のなかでも特殊な器官といえます。脳は全身のあらゆる場所に命令を出す中枢的な役割がありますが、主に司令塔として動いているのは「大脳新皮質」と、「大脳辺縁系」です。ちょっと難しいお話ですね。

非常に簡潔にいえば、大脳新皮質は「理性」を、大脳辺縁系は「本能」をつかさどっています。そしてそのふたつの間には「間脳」といって、主に意識しなくても生存に必要な身体の動きを保つ、「自律神経系」を担っている場所があります。

脳が特殊なのは、それぞれの機関がお互いにメッセージを送りあっていて働いているからです。それぞれの機関が手いっぱいになると、お互いのメッセージのやりとりが断絶されてしまいます。

断絶される程の情報が入ってくると、どうなるでしょうか。まず本能をつかさどる大脳辺縁系が機能不全に陥り、大脳新皮質にも影響を及ぼしはじめます。やがてその影響は間脳にも達して、脳全体の働きが鈍ってしまうことが起こります。これが「脳疲労」の仕組みです。

以上、脳疲労の仕組みについてのお話でした。そうなる前に脳疲労の改善を定期的にしてあげて下さいね。その後の脳と体の動き、睡眠の質に大きく変わりが出てきます。

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